ニュージーランド各地の図書館で子ども絵画展

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タウランガ市民図書館で行われた開幕式。子どもたちによるテープカットも(2022年10月1日)

 

ニュージーランドSGI(創価学会インタナショナル)が主催する「トゥマナコ――平和な世界への子ども絵画展」の開幕式が、ニュージーランド北島各地の図書館で開催された。
 
「トゥマナコ」は「希望」を意味する先住民マオリの言葉。子どもたちの美術作品を通して、核兵器のない世界の実現を訴える。2015年から毎年、各地で開かれてきた。
 
タウランガ市民図書館での開幕式は2022年10月1日に行われた。これには、子どもたちが“自分に希望を与えた瞬間”を収めた80点の作品が16校から寄せられた。
 
式典では、マオリ伝統の踊り「ハカ」が披露され、タウランガ市民図書館の管理者であるジョアンナ・トーマス氏があいさつ。子どもの代表が自身の作品に対する思いを語った。同展は15日まで行われ、地元紙で紹介されるなど大きな反響を呼んだ。

 

平和への願いが込められた絵画を鑑賞する来場者(9日、ファンガパラオア図書館で)

 

また、アルバニー高校との共催による絵画展はファンガパラオア図書館で行われ、開幕式は9日に開催。78の学校から233の美術作品が寄せられた。
 
開幕式では、同図書館の管理者であるリサ・ダム氏、ニュージーランドSGIの代表、アルバニー高校のクレア・アモス校長が登壇した。同展は2022年10月25日まで開かれる。