2023年の活動方針を発表

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2022年11月11日午後、東京都新宿区の総本部で最高議決機関である総務会を開き、2023年の活動方針と平和・文化・教育運動の大綱を決定しました。

2023年はテーマを「青年・凱歌の年」と掲げました。コロナ禍によって、全世代を通じて他者とのコミュニケーションが減少し孤独感が広がる今こそ、人との絆を大切にし、新たな友情を結ぶ活動を推進し、次代の社会を担う青年世代の育成にも取り組んでいきます。

平和・文化・教育運動では、コロナ禍や分断の危機が世界を覆う中、世界市民の連帯が一層希求されていることを踏まえ、人類的諸課題の解決に向けた取り組みを継続していきます。

創価学会はこれまで、「平和の文化」を構築する取り組みの幅広い展開、核兵器の廃絶に向けた連帯の拡大、気候変動対策などの推進と SDGs(持続可能な開発目標)の達成の支援、「人権文化」構築への尽力、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントの推進、地域のネットワークと国際的な連帯を生かした人道活動の展開に取り組んできました。

2023年もこうした取り組みを力強く推進するとともに、①「核兵器の先制不使用」の原則に関する議論を促進し、核兵器使用のリスク低減の取り組みを推進する、②AI 兵器(自律型致死兵器、キラーロボット等)、サイバー攻撃が及ぼす影響と危険性について、倫理面から警鐘を鳴らす、③女性平和委員会として、ユース会議を中心に被爆体験の継承活動等を推進する、また「女性のリーダーシップが未来をひらく」とのテーマでのフォーラムや講演会を開催する、などの活動にも取り組んでいきます。