地球憲章インタナショナルの国際会議に学会代表が出席 ローマクラブの総会にも

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コスタリカの首都サンホセ市内にある、平和大学の地球憲章教育センターで開かれたECI主催の国際会議


地球憲章インタナショナル(ECI)が主催する国際会議が2022年12月1、2の両日、コスタリカの平和大学にある地球憲章教育センターで開催された。
 
会議では地球社会の健全な発展に向けた行動の喚起をテーマに、学術界、経済界など各界の代表が出席し、議論を交わした。
 
2日の分科会には、学会本部平和運動局のジョーン・アンダーソン氏が登壇した。牧口先生の『人生地理学』や池田先生の「平和提言」などを通して、環境問題をはじめ地球規模課題の解決のために教育が重要な役割を果たすと指摘。

2002年に池田先生が環境提言で提唱した三つの教育の在り方――①地球環境問題の現状を知り、学ぶこと②持続可能な未来を目指し、生き方を見直すこと③問題解決のために、ともに立ち上がり、具体的な行動に踏み出すためのエンパワーメント――を紹介した。

さらに、この環境提言に基づいてSGIが展開してきた展示活動や、ブラジルの「創価研究所――アマゾン環境研究センター」の活動の模様を報告した。
 
期間中、SGIがECIと共同で制作した「希望と行動の種子」展が会場に設置され、多くの会議参加者が観賞した。
 
また、4、5の両日には、同大学でローマクラブの年次総会が行われ、アンダーソン氏が参加した。