インドの日刊英字紙に池田先生が寄稿

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インドの日刊英字紙「フリー・プレス・ジャーナル」の2023年1月2日付に、池田大作先生の寄稿「理想の世界を自分たちの手で築き上げる」が掲載された。
 
この中で池田先生は、国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」が達成期限の2030年に向けて折り返しを迎えることに言及。

2022年9月に国連で採択された、教育分野における若い世代の国際的な宣言としては“世界初”の意義を持つ「ユース宣言」を紹介しつつ、自らの行動と連帯で世界をより良い方向に変革しようとする青年たちの決意は、大乗仏教の説話にある“理想の国土といっても、どこか別の遠い場所に存在するのではない。自分たちの手で一つ一つ積み上げていくものである”とのメッセージを想起させると述べた。
 
そして、SDGsの目標達成は容易ではないが、苦しんでいる人々に寄り添い、変革の行動を起こす中で、自分たちの身の回りから「希望の花」を咲かせることができるはずであり、その何よりの担い手となりうるのが青年であると指摘した。
 
気候変動をはじめ、青年は、さまざまな課題解決のためにグローバルな連帯の先頭に立って行動しており、現在の世界を取り巻く状況がどれだけ厳しくとも、“変革の種子”は着実にまかれていると強調。

こうした活動がさらに力強く広がっていけば、SDGsの取り組みを立て直し、大勢の人々の生命と生活と尊厳を守る道を開くこともできるに違いないと、寄稿を結んでいる。