岩手で国際会議 学術討議にSGIが参加

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「国際防災・危機管理研究 岩手会議」が2018年7月17日から19日まで、盛岡市で開催された。同会議は、岩手大学、米ハーバード大学ケネディスクール、中国・清華大学が主催。

7月18日の分科会「FBO(信仰を基盤とした団体)への影響」では、浅井SGI開発人道部長が、災害対応におけるFBOの役割を巡る国際社会での議論の進展を報告。

東洋大学の子島進教授は、イスラム系のボランティア組織による救援活動の事例を述べた。

続いて、学会の新沼東北青年部長が、東日本大震災における創価学会の支援活動を紹介。FBOが有する物的・精神的資源や社会関係資本を活かすことで、社会全体の災害への対応力を高めることができると訴えた。

最後に、米モロイ大学のコニー・ラッシャー教授が、信仰に基づく自然観や人間観が災害復興の進展にもたらす影響などについて語った。