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総福島青年部主催 第1回「うつくしま福光セミナー」

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総福島青年部主催の第1回「うつくしま福光セミナー」が2014年9月24日、福島市の福島平和会館で開催された。

これは、青年部の平和運動「SOKAグローバルアクション」の一環であり、福島大学の丹波史紀准教授が講演した。

丹波氏は、福島県における「震災関連死」が、津波などによる「直接死」を上回るなど、現在進行形で被災が進んでいる現状を指摘。被災者一人一人の生活再建を最優先しながら、市民権(シチズンシップ)などを確立していく“複線的復興”の考え方を提示した。

また、避難先で“町おこし”に挑戦する住民の様子を紹介。

発災から3年半が過ぎた今、社会インフラの復旧とともに個人や家族、地域の尊厳を回復する“人間の復興”の視点が欠かせないと言及した。

災後を生きる私たちが、立場を超えて当事者意識を持ち、直面する地域の諸課題に主体的に取り組むことで、福島から希望を発信していきたいと語り、励ましの絆を広げる創価学会青年部の運動に期待を寄せた。