震災復興へ「学生ミーティング」を開催

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2013年1月12日、宮城県・石巻市の石巻専修大学で「東北学生ミーティング」が開催された。

東日本大震災発生以来、東北学生部は、各地でがれき処理や自転車レスキュー隊、復興音楽祭などを展開。そうした活動をする中、学生という立場で知性の触発と新たな価値創造を目指し「東北学生ミーティング」を行っている。

第2回となる今回は、主催者から東北全県の大学・短大・専門学校の学生を対象に行った震災意識調査の結果を発表。

監修を行った東北大学の邑本(むらもと)教授は「震災について東北全県の学生3000人に対して、意識啓発の機会を提供したことに大きな意義がある」と述べた。

石巻専修大学の坂田学長は「どんな分野であれ、真剣に学問を探究することで、物事の本質を見抜く力が磨かれる」と期待を寄せた。

復興に挑戦する学生の主張やパネルディスカッションなど、活発な意見交換が行われた。