東北文化会館で、総福島のフェニックス大会を開催

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原発事故等で福島県内外に避難した友からなる「うつくしまフェニックスグループ」の総福島の大会が2017年4月23日、仙台市の東北文化会館で朗らかに行われた。

同会館で初開催となった大会には、福島旭日〈分県〉の友も参加。

会合では、遠藤総福島長の後、代表の友が活動報告。

大熊町から福島市へ避難し、仕事上、新潟などと二重生活がつづいた川井さん。2016年から地区部長となり、地域でも町会役員などとして根気強く信頼を広げる体験を語った。

相馬市で船舶電装業を営む大川さん。家族で支え合い、負けじ魂を燃やして漁業の復興とともに歩む決意を。三女は、日本・ベラルーシ友好派遣団として、チェルノブイリ事故から立ち上がった人々との交流で培った心の成長の奇蹟を伝えた。

山内総福島長、菅野同婦人部長は、師の心を我が心とし、「負げでたまっか!」の大前進をと訴えた。

今村東北婦人部長の後、盛島東北長は、逆境の時こそ磨き鍛えた“心の財”は輝くと強調。

「最後は必ず勝つとの決心で進もう」と望んだ。

  

同志の絆を深めた総福島のフェニックス大会。福島旭日〈分県〉の福光銀河合唱団、福光春風合唱団、福光若子合唱団が合唱曲「群青」や愛唱歌「福光の春」を歌い上げた(東北文化会館で)