2025.04.26
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ニューヨークの国連本部で第67回「女性の地位委員会」 SGIが共催で並行行事を開催
公開日:
NGO委員会として意見を表明
第67回「女性の地位委員会(CSW)」が2023年3月6日から17日(現地時間)にかけてニューヨークの国連本部で開かれ、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が参加。14日にNGOとして意見表明を行ったほか、9日には並行行事を開催した。
CSWはジェンダー平等と女性のエンパワーメントの促進を目指し、国連の経済社会理事会のもとに設立された委員会。約2週間にわたり開かれる年次会合には、国連加盟国や市民社会、国連機関の代表が参加し、課題や今後の取り組みを確認する。
近年、焦点となっているテーマの一つに、デジタル技術を巡る問題がある。女性が安全に利用できる環境の整備が課題となっているほか、インターネットを利用できていない人の多くが開発途上国、とりわけ女性や少女に偏っており、国連のグテーレス事務総長は、情報格差がジェンダー不平等の新たな象徴になっていると警鐘を鳴らしている。
こうした背景のもと、今回の年次会合ではデジタル時代における革新、技術変革、教育が中心課題に掲げられた。
14日には市民社会による意見表明の場がもたれ、SGI国連事務所のアイビー・クック氏が、ニューヨーク女性の地位NGO委員会を代表して発言した。
氏は、700を超える聞き取りやアンケートをもとに、同NGO委員会として5項目の提言を提出したことを紹介。さらに、女性や少女へのジェンダーを理由にした暴力をCSWの年次会合で常設議題とすることなど、3点にわたる提案を行った。
また9日には、人間を中心に据えた技術と女性のリーダーシップをテーマにSGI、ストップ・キラーロボット、フッテージ財団、ニューヨーク女性の地位NGO委員会が並行行事を開催した。
クック氏が司会・進行を務め、“キラーロボット”と呼ばれる自律型兵器システムなどを例に、人間と技術の在り方について議論。
AI(人工知能)が学習するデータには人種や性差に基づく人間の差別意識が反映されており、AIがそうした差別を助長する危険性や、機械による監視システムの展開には人権の枠組みから一定の制限を設ける必要があることなどが指摘された。一方、紛争地の女性たちに有用な情報を届けるアプリなど、人々に希望や連帯を育む技術活用の事例も紹介された。
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