メキシコ、ドイツで教学試験

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メキシコの教学試験風景

真剣に試験に臨むメキシコの受験者たち。中には、片道3時間かけて会場に集ったメンバーも(3月26日、メキシコ市で)

世界各地で3月、求道の教学試験が行われた。
 
メキシコの教学部任用試験は2023年3月26日、13会場で開催され、約70人が受験した。
 
今回の試験は、「教学入門」をはじめ、「立正安国論」「上野殿御返事(竜門御書)」「生死一大事血脈抄」などを中心に出題された。
 
受験者からは「広布史を学ぶ中で、戸田城聖先生が最晩年、メキシコを訪れた夢を見たことを通して世界広布の展望を語ったことや、池田大作先生がその恩師の思いを胸にメキシコをはじめ各国を巡って世界広布を実現してきた歴史を知り、感動しました」「教学の研さんを通して、信心の歓喜をより一層感じるようになりました。創立100周年の2030年を目指して、師と共に決意も新たに前進していきます」などの声が寄せられた。

  

メキシコでの教学試験風景(その2)

メキシコの教学試験

  

ドイツSGI(創価学会インタナショナル)は3月4、5の両日、フランクフルト池田平和文化会館など5方面6会場で、教学部上級試験に当たる「グレード4」の口頭試問を実施した。
 
64人の受験者の中には、病魔と闘う友や、子育てに奮闘しながら学び抜いた友、難聴の障がいに屈せず筆談で挑戦した友も。教学こそ信心の“背骨”であり、困難を打ち破る利剣であることを、そうした友の姿が雄弁に物語っていた。
 
試験は、「開目抄」「生死一大事血脈抄」「兄弟抄」などから出題され、受験者が日頃の研さんと実践の成果をいかんなく発揮した。