アメリカの池田国際対話センターで若手研究者らが対話イベント

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環境と人間の関係性を巡って

  

グループに分かれて対話

ダイアログ・ナイトでは、グループに分かれ、活発な議論が行われた(3月31日、アメリカの池田国際対話センターで)

  

アメリカの池田国際対話センター(マサチューセッツ州ケンブリッジ市)が主催する「ダイアログ・ナイト(対話の夕べ)」が2023年3月31日(現地時間)、同センターで開かれた。
 
これは、若手研究者や学生が、社会的課題などを巡って議論するもの。
 
今回は、アメリカ・ハーバード大学で池田大作先生が行った2度目の講演(1993年9月)を題材に、環境と人間との関係性について話し合った。
 
池田先生は同講演で、法華経を通して、仏教の自然観を紹介。“全ての動物や植物、環境が互いに関係・依存しながら調和を生み出している”との万物共生に資するビジョンを提示した。
 
SDGs(持続可能な開発目標)の達成が求められ、誰一人置き去りにしない世界を築くことが国際的な課題である昨今、自他の相互依存性を念頭に置いた具体的な行動の必要性が増している。
 
同イベントでは、「自他の相互依存性を認識すると、人々の行動や生き方はどのように変わるか」などについて、それぞれの経験や専攻分野に基づいて意見が交わされた。