池田先生に「終身名誉教授」称号 中国・河北外国語学院が決定

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通知書「国際的な文化・教育事業に敬意を表する」

中国・河北省石家庄市に立つ河北外国語学院のキャンパス。壮麗な校舎が整然と並ぶ

  

2023年5月30日で、池田大作先生の初訪中から49周年を迎えた。

1968年9月8日、池田先生は「日中国交正常化提言」を発表。6年後の1974年に実現した初訪中では、李先念副総理との会見のほか、人々が暮らす生活の場も訪れ、目の前の一人一人と心の絆を結んだ。

以来、10度に及ぶ訪中をはじめ、草の根レベルの多彩な交流の先頭に立った先生の行動は、両国を結ぶ民衆往来の「金の橋」を築く力になってきたのである。

  

   
このほど中国北部・河北省石家庄市に立つ河北外国語学院から、池田先生に「終身名誉教授」称号の授与が決定した。

河北外国語学院は、河北省唯一の外国語大学。1998年に「石家庄連合科技専修学院」として誕生し、現在は2万6000人余の俊英が学究の日々を送る。同学院の強みは、80カ国超の約400大学・学術機関とのネットワークを生かした国際性豊かな教育環境で、扱う言語数は75と、中国国内の大学で第2の規模を誇っている。

日中国交正常化50周年を刻んだ昨2022年には、民間交流を通じて両国の相互理解を促進してきた池田先生の足跡と理念を研究するために、同学院に「池田大作研究センター」が設立された。

 
届けられた決定通知書には、池田先生が行ってきた国際的な文化、教育、平和事業に対する敬意が記されている。