アメリカ・池田対話センターで若手研究者らの対話イベント

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活発な語らいが広がったダイアログ・ナイト(池田国際対話センターで)

  

アメリカの池田国際対話センター(マサチューセッツ州ケンブリッジ市)が主催する「ダイアログ・ナイト(対話の夕べ)」が2023年5月26日(現地時間)、同センターで開かれた。
 
これは、若手研究者や学生が、社会的課題などを巡って議論するもの。アメリカ・ハーバード大学で池田大作先生が行った2度目の講演(1993年9月)を題材に、「生死」について話し合った。
 
池田先生は講演で、「生も歓喜、死も歓喜」との大乗仏教に流れ通う哲学を紹介。生命観の変革こそ21世紀文明の発展に寄与すると訴えた。感染爆発や各地の戦火など人間の生存への脅威が増す今、生死の在り方を見つめ直す必要性は増している。
 
イベントでは、大切な人の死の悲しみを乗り越えた経験や、そこから得た教訓などを共有し、意見を交わした。