広島・長崎・沖縄の青年部が沖縄でサミット

公開日:

  

  

広島、長崎、沖縄の青年部の代表による3県平和サミット(第18回「青年平和連絡協議会」)が2008年7月26、那覇市の沖縄国際平和会館で行われた。

はじめに青年部、未来部の代表が参加し、平和講演会を開催。上原さん(小学4年)が、第18回「児童・生徒の平和メッセージ」で優秀賞を受賞した詩「沖縄の空は『平和の心』」を朗読した。

続いて婦人部員の山田さんが「平和な今こそ語りたい」と題して講演。両親と弟を失った戦争体験を語り「皆さんに平和の心を受け継いでほしい」と述べた。玉城沖縄総県長があいさつした。

サミットでは大城沖縄青年部長の後、3県の代表が各地の運動を報告。白土青年平和会議議長、竹内女性平和文化会議議長は「地道な対話が世界の潮流をつくる。未来を築く使命を深くし、すべてを味方にする勇気の行動を」と訴えた。

会議に先立ち参加者は、沖縄陸軍南風原壕(南風原長)へ。さらに、ひめゆりの塔(糸満市)に献花し、戦没者の冥福を祈念。参加者は「戦争の恐怖を肌で感じ、平和への誓いを新たにした」と語っていた。