ノルウェーの平和学者・トーヤ博士とハラン教授が総本部に来訪

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昨年に続いて総本部を訪問したトーヤ博士㊨とハラン教授㊥を原田会長が歓迎(学会本部別館で)

  

ノルウェーの平和学者で、核軍縮を推進する国際プロジェクト「国際平和と理解」のアスラ・トーヤ博士とアレクサンダー・ハラン教授が2023年6月21日、東京・信濃町の総本部を訪問。原田会長、寺崎副会長らと会見した。
 
トーヤ博士は、第2次世界大戦の教訓を忘れ、武力を用いなければ問題を解決できないかのような思考になっていることが、現在の危機を生んでいると言及。核戦争の危険性がかつてなく高まっている今こそ軍縮を進める時であり、そのために創価学会、SGI(創価学会インタナショナル)の存在は重要であると語った。
 
ハラン教授は、核兵器の先制不使用は核の危険性の低減という次元にとどまらず、廃絶に向けた大きな変革をもたらす一歩としての意義を持つと指摘。昨年から3度にわたる池田大作先生の提言は、先制不使用政策の意義に対する国際社会の認識の変化を後押しする上で重要な貢献をしたと評価した。
 
原田会長は、戸田城聖先生の「原水爆禁止宣言」の精神を深め、池田先生の行動に続いて、核兵器廃絶、持続可能な世界の構築に向けた取り組みを、一段と強めていきたいと応じた。