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「核兵器廃絶のための世界青年サミット」を開催

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爆心地復元映像も上映された


「核兵器廃絶のための世界青年サミット」が2015年8月28日~30日、平和運動に携わる23カ国30人の青年が集い、広島市内で開催された。

これは、かねてから池田大作先生が、各国の青年による核兵器廃絶を誓うサミットの開催を提案してきたことを受け、実現したもの。SGI(創価学会インタナショナル)や核時代平和財団、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)、婦人国際平和自由連盟、PAX(オランダの平和団体)、地雷廃絶カナダなど国際NGO(非政府組織)による実行委員会の主催である。

8月30日には「公開フォーラム」が開催され、各国の若者たちが核兵器廃絶に向けて活発に議論した。

これには、サミット参加者のほか、アフマド・アレンダヴィ国連事務総長青少年問題特使、広島平和文化センターの小溝泰義理事長、映像作家で被爆者の田邊雅章氏ら来賓をはじめ250人が出席した。

席上、サミット参加者の総意として、核兵器のない世界の実現へ行動を呼び掛ける「青年の誓い」を発表し、アレンダヴィ特使に手渡した。

池田先生はメッセージを贈り、若き指導者たちの連帯を祝福。大いなる情熱と信念、英知をもって、時代変革の新たな潮流をと強く念願した。

8月28・29の両日には世界から集った20~30歳代の男女30名が、核兵器廃絶へ真剣に協議。28日夕刻は、広島池田平和記念会館で、歓迎レセプションが開催された。

世界の青年が連帯し、平和のための行動を起こす―被爆70年の夏から、核兵器廃絶への「青年の具体的な挑戦」が始まった。

<サミットの後援団体>
広島市、長崎市、広島平和文化センター、核兵器廃絶長崎連絡協議会、核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会、平和首長会議、核時代平和財団、核戦争防止医師会議、ICAN、グローバル・ゼロ、PAX、バーゼル平和研究所、SGI

  

通訳を交えてディスカッションも
レンダヴィ国連事務総長青少年問題特使に「青年の誓い」を提出

  

サミットは大成功で閉幕
全員で原爆慰霊碑に献花

  

核兵器廃絶へ、世界から集った青年が真剣に協議
全員が20~30歳代の平和研究者・運動家