「わたしと宇宙展」で第179回・180回「広島学講座」を開催

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「わたしと宇宙展ーー奇跡の地球に生きる」の広島展が2018年10月26日から11月4日まで、広島コンベンションホールで開催され、約38,000人が観賞した。

さらに、宇宙展を記念して、連続講座を開催した。

10月27日には、第179回「広島学講座」を開催。「子ども宇宙アカデミー」のいとうともこ代表のあいさつに続いて、呉市かまがり天体観測館の山根弘也館長が「わたしたちはどこから来てどこへ行くのか」と題して講演。

山根館長は、星が合体と衝突を繰り返す中で、天体が進化し、地球などの太陽系が誕生したと説明しつつ、「地球に住む私たちも、たくさんの奇跡が重なって生まれた星のかけらなのです」と語った。

10月28日には、第180回「広島学講座」を開催。広島大学宇宙科学センター長の川端弘治教授が「広島から挑むマルチメッセンジャー天文学」と題して講演した。

川端教授は、天体の情報を持つさまざまな電磁波や粒子などを観測し、未知の天体の発見を目指す「マルチメッセンジャー観測」の取り組みを紹介。

参加者からは「宇宙の謎をもっと知りたくなりました」などの声が寄せられた。