ウクライナ国立民族舞踊団 6月から全国31都市で民音公演

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20年ぶり来日、世界80カ国以上で伝統のステージ

  

ウクライナ国立民族舞踊団のステージ。軽快な足さばきや複雑な跳躍などで世界の観衆を魅了する

  

民主音楽協会(民音)が主催する「ウクライナ国立民族舞踊団」の公演が2023年6月に開幕する。8月にかけて、31都市で43回のステージが行われる予定である(詳細は民音の特設サイトを参照)。ウクライナ国立民族舞踊団の母体は86年前にできたとされ、これまで世界80カ国以上の舞台で、同国の伝統舞踊を伝えてきた。2000年、03年にも民音公演で来日。今回は20年ぶりの日本公演となる。

  

花があしらわれた伝統衣装に身を包み、華麗に舞う

  

古くから民族舞踊が発展してきたウクライナ。同国を代表する舞踊団が、今回来日する「ウクライナ国立民族舞踊団」である。
 
ウクライナ国立民族舞踊団は著名な振付演出家パブロ・ヴィルスキーのもと創立された。伝統舞踊の魅力そのままに新たな振り付けを加えた創作ダンスで、豊かな文化を今に伝えてきた。
 
各地の舞を織り交ぜたプログラムをはじめ、素早い動きと跳躍が特徴的な「ホパーク」や、男女が輪になって軽やかに踊る作品など、豊富なレパートリーを誇る。美しい刺しゅうの入った伝統衣装も見どころの一つ。
 
公演は、海外メディアから「これら傑出したアーティストを超えるものはいない」(米「ニューヨーク・タイムズ」)、「10年か20年に一度見られるかどうかの光景」(フランス「フィガロ」)等と高く評価されている。

  

鍛え上げた身体を生かした、力強くしなやかなダンス

  

同国で戦火が1年以上続く緊迫した情勢にあって、同団は昨春の欧州公演を皮切りに、継続的に公演を行っている。
 
団長のヴィクトル・サヴァドスキー氏は語る。「公演を通して、日本の皆さまにウクライナの文化を伝えたい。そして、私たちの国を好きになってもらいたい!」
 
公演は、長い歴史の中で洗練されたウクライナの芸術を堪能し、平和の心を共有する機会となろう。