原爆追悼祈念館などで「ピース・ウォーク」2022を開催

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長崎の未来部員とその保護者らが被爆遺構などを巡る「ピースウォーク」は2022年8月6日、長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館などで行われた。

これは“原爆投下の歴史を子どもたちと学び、伝える”ことを目指して2013年に始まった行事で、コロナ禍のため、3年ぶりの実施となった。

参加者は最初に同祈念館で千羽鶴を献呈。

その後、「平和案内人」の説明で、隣接する長崎原爆資料館を見学し、被爆の実相を学んだ。

参加者の西村さん(小学6年)は「私よりも幼い子が原爆で亡くなったことに、胸を痛めました。私は困っている人の側に立ち、助けられる人になりたいと思います」と感想を述べた。

ガイドを務めた女性部員は「核兵器を世界で二度と使わせないために、まずは、戦争を起こさないこと。そして、〝対話こそ平和への近道〟であることを伝えたいとの思いで案内しました」と語った。