「核兵器なき世界への連帯-勇気と希望の選択」展 長崎県庁で開催

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核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会からの要請を受け「核兵器なき世界への連帯ーー勇気と希望の選択」展が、2020年8月3日、長崎県庁でスタートした。

被爆75年の時にあたり、被爆地・長崎では大小様々な平和関連イベントが企画されていたが、国内外で広がりをみせる新型コロナウイルス感染症により多くの企画が中止や延期・規模縮小を余儀なくされている。

被爆者の方々が語り続けてきた“声”は、被爆から72年の時を経た2017年に国連での「核兵器禁止条約」の採択へとつながった。現在、同条約の批准国は40ヵ国。条約発行条件の50ヵ国まで残り10ヵ国となっている。

一方、核兵器保有国では核兵器近代化(多弾頭化・小型化)が進行しているとされ、核兵器使用のリスクは高まっていると指摘する専門家もいる。

展示は、「暴力の文化」の象徴ともいうべき核兵器について12の視点からアプローチ。鑑賞者に「大切なもの」を守るための行動を促す構成となっている。

■「核兵器なき世界への連帯ーー勇気と希望の選択」展
期間:2020年8月3日~8月10日
会場:長崎県庁舎1Fロビー