第81回「長崎平和学」講座を開催

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第81回「長崎平和学講座」が2018年9月17日、長崎文化会館で行われ、ベラルーシ共和国のルスラン・イエシン大使が「ベラルーシが進む希望の未来への道」と題して講演した。

大使は、同国の文化や習慣などを紹介。また1986年、チェルノブイリ原発事故で深刻な放射線被害を受けたことに言及し、核兵器の放棄を積極的に進めてきた同国の歴史と核不拡散・核軍縮の取り組みを語った。

さらに、同国が長崎と“ヒバクシャ医療”の分野でパートナーシップを築いていることに触れ、「世代を超えた友情を育み、希望の未来へ共に歩んでいきたい」と述べた。

講演に先立ち、大使一行は爆心地公園で献花を行い、その後ナガサキ原爆資料館や国立長崎原爆死没者平和祈念館、城山小学校の被爆校舎を見学した。