長崎で青年不戦サミットが開幕

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広島、長崎、沖縄をはじめ、全国各方面の青年部の代表による「青年不戦サミット」(第27回青年平和連絡協議会)が2018年8月4日、長崎市内で開幕した。

長崎平和会館での開講式では、三浦長崎総県長、藤原九州青年部長があいさつ。

浅井青年平和会議議長、谷井女性平和文化会議議長は、サミットを通して核兵器廃絶の誓いを深めようと呼び掛けた。

続いて、原爆により1400人余が命を落とした城山小学校等を見学。「原子爆弾落下中心地碑」で献花した。

ピースフォーラム2018を開催

夜には、「ピース・フォーラム」が長崎ブリックホールで開かれた。

九州青年平和会議の川﨑議長の後、梅林良美さんが、被爆者の祖父の思いを継いで社会に平和の心を広げる模様を報告。

広島と沖縄の代表が各県の取り組みを紹介した。

長崎市・被爆継承課の松尾隆課長は、被爆者の思いを若い世代が伝えていく時代であるとし、そうした活動に地道に取り組む学会青年部に期待を寄せた。

被爆遺構を親子で回るピースウォーク

原爆投下の歴史を子どもたちと学び、伝える「ピースウォーク」が4日午前、長崎市内で行われ、地元の未来部メンバーと保護者らが参加した。

「原子爆弾落下中心地碑」に拝崎君(小学1年)と紺家さん(中学2年)らが、平和への誓いを込めて献花。

「平和案内人」の説明のもと、原爆投下で破壊された浦上天主堂遺壁や長崎原爆資料館などを回った。