アルゼンチンで南米教学研修会 池田先生がメッセージ

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5カ国の友が集い合った伝統の南米教学研修会。講義の前後や合間には音楽隊・鼓笛隊の演奏、有志のダンスや歌が披露され、大きな歓声が上がった(アルゼンチン平和講堂で)

 

「南米教学研修会」が2023年8月19日、20日の両日(現地時間)、アルゼンチンで行われた。
 
これには、アルゼンチンSGI(創価学会インタナショナル)の各地の代表をはじめ、ウルグアイ、パラグアイ、チリ、ボリビアの代表が参加。池田大作先生はメッセージを贈り、尊き求道心を燃え上がらせて集い合った友をたたえた。
 
本年は、池田先生の南米訪問から30周年。各国の友は、人間主義と生命尊厳の哲学を掲げ、「良き市民」として地域に信頼と幸福の連帯を広げている。
 
中でもアルゼンチンは、先生の訪問当時から7倍の陣容に拡大。学会創立100周年の2030年に向け、10万人の陣列構築へ勢いよく進む。

 

笑顔輝く南米の友。この日の研修会は、アルゼンチン青年部の人材育成グループ「長野グループ」の第1回研修の意義も込めて行われた(19日、ブエノスアイレス州カニュエラス市の池田青年文化センターで)

 

研修会は深瀬SGI副教学部長の担当で行われ、19日はブエノスアイレス州カニュエラス市の池田青年文化センターで「生死一大事血脈抄」を研さん。翌20日は首都ブエノスアイレスのアルゼンチン平和講堂で開催され、午前は池田先生の講義『人間革命の宗教』から、日蓮大聖人の仏法の真髄である「民衆仏法」について「観心本尊抄」「諸法実相抄」を拝しながら深めた。午後は『調和と希望の仏法 「人間の宗教」の時代へ』から、折伏の本義を確認。「御義口伝」「法華初心成仏抄」を拝し、万人尊敬の対話に挑む中に歓喜の劇が広がることを学んだ。
 
参加者から次のような声が寄せられた。
 
「池田先生の心をわが心として、周囲の全ての人々を包み込める人に成長すると決心しました。誰も置き去りにせず、全ての人を礼拝する不軽菩薩の実践に挑み、どんなことにも負けない広布の人生を勝ち取っていきます」(アルゼンチン、女子部部長)
 
「御本尊は私たちの仏の生命を映す明鏡であり、御本尊に題目を唱えることで一切の苦難を乗り越えられることを学びました。今回の研修会を新たな原点に、自他共の幸福のため、常に笑顔で前進していきます」(パラグアイ、男子部部長)
 
「青年たちの歓喜と熱意の姿は、私を若返らせてくれました。研修会では、青年と共に師弟不二の精神で戦い続けることを誓い合いました。一人でも多くの青年が池田先生を求め、幸福な人生を送れるよう、学会活動、弘教に取り組んでまいります」(ウルグアイ、婦人部本部長)