原田会長ら訪問団、マレーシアのサイフディン内相と会見

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サイフディン内務大臣(左から4人目)と語り合う原田会長(24日、首都クアラルンプール近郊の内務省庁舎で)

  

原田会長は2023年8月24日午後4時から約25分、マレーシアの首都クアラルンプール近郊のプトラジャヤで、サイフディン・ナスティオン内務大臣と会見した。

大臣は第一声で「はじめまして」と流ちょうな日本語であいさつ。和やかな雰囲気で語らいが始まった。

原田会長は、自身が最高顧問を務める「創価インターナショナルスクール・マレーシア(SISM)」の第1回入学式が、マレーシア各界に支えられ、同日午前に挙行されたことへの感謝を伝えると、サイフディン大臣は、「創価」の名が付く学校が誕生したことはマレーシア社会にとって光栄であると述べ、心から祝福した。

さらに大臣は、同国のアンワル首相が掲げるスローガン「マダニ(MADANI)」が、創価学会の哲理と共鳴していると指摘。原田会長は、学会は師匠・池田大作先生の示す指針通り、民衆奉仕を貫いてきたと語り、それは信頼と慈悲に基づいて国民に奉仕する「マダニ」の精神に通じると同調した。

またサイフディン大臣は1987年から約1年半、当時の「ルックイースト」政策による派遣留学で、徳島県で学んだ経験を述懐。

原田会長は、同政策を主導したマハティール首相(当時)と池田先生が88年と2000年に会見したことに触れ、同首相もかつて訪れたマレーシア創価学会(SGM)のマレーシア総合文化センターに、いつの日か大臣を歓迎したいと語った。

会見には谷川主任副会長、SGMの許錫輝理事長らが同席した。

  

会見が行われた内務省庁舎。行政機構の建物が立ち並ぶプトラジャヤの中でも、ひときわ大きい