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欧州宗教学会の年次会議で創価学会の平和運動を報告

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欧州宗教学会の年次会議で行われた、創価学会に関する分科会(リトアニアの首都ビリニュスで)

  

「宗教とテクノロジー」をテーマに掲げた欧州宗教学会第20回年次会議が2023年9月4日から8日まで、リトアニアの首都ビリニュスで開催され、6日には創価学会の平和運動を巡る分科会が開かれた。
 
分科会では、進行役の欧州信仰自由連合のロシータ・ソリーテ氏があいさつした。
 
また、イタリア・新宗教研究所のマッシモ・イントロビーニェ所長が、広島出身の画家が被爆の惨状を描いた絵画と、第2次世界大戦後のイタリアの芸術家が持っていた反核思想を分析。イタリアの核兵器廃絶運動「センツァトミカ(核兵器はいらない)」に言及しつつ、被爆地と非被爆地の垣根なく反核の倫理観を確立する大切さを語った。
 
イギリス・バッキンガム大学のカズヒロ・トビサワ名誉上席研究員は、G7広島サミットの結果などを踏まえて、核兵器を取り巻く世界の現状を分析。池田大作先生の平和提言と冷戦下での民間外交に触れながら、仏法の平和思想を基礎とした、人々を結ぶ対話と行動の重要性を語った。
活発な質疑応答も行われた。