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ドイツで持続可能な開発と宗教の役割を巡り国際会議 SGIの代表が出席

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PaRDの年次総会の開幕式で、浅井SGI開発・人道部長(左から2人目)が登壇(ベルリンで)

  

「宗教と持続可能な開発のためのパートナーシップ(PaRD)」の年次総会が2023年10月17日から19日にかけて、ドイツのベルリンで開かれ、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が参加した。
 
PaRDはSGIなど130を超えるFBO(信仰を基盤とした団体)や、政府系援助機関、学術機関などで構成される。平和構築や環境問題などにおける宗教者の貢献や協力を深化させていくことを目的に、2016年に発足した。
 
17日の開幕式では、世界各地で紛争などが起きている現状を踏まえ、各宗教の代表が平和を呼びかけるセレモニーが行われた。浅井SGI開発・人道部長は、法華経の万人平等の理念に言及。あらゆる人々の尊厳を尊重する重要性を訴えた。
 
18日には宗教間および世代間の協力を進める方途を巡る分科会が開かれ、学会青年部が実施している「戦争・被爆証言を聞く会」の取り組みが紹介された。19日には、浅井部長が司会・進行を務め、行政と宗教者の関わりをテーマにした分科会が開催。特に人道支援や開発の分野で宗教者が果たす役割への理解を広め、行政を含む多様な団体と適宜、連携していく重要性について議論した。