アメリカで求道の教学試験 全米189会場で実施

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アリゾナ州のフェニックス会館で教学試験に臨む友(10月8日)

  

アメリカSGI(創価学会インタナショナル)の基礎教学試験(日本の任用試験に相当)が2023年10月7、8の両日(現地時間)、全米各地の189会場で開催された。
 
基礎教学、日蓮大聖人の御生涯、創価学会の歴史などが出題範囲となり、参加者は研さんの成果を存分に発揮した。
 
アメリカSGIでは、教学研さんを通した人材育成に力を入れてきた。2010年から始めた「基礎教学試験」と「一般教学試験」には、これまでに延べ15万人以上が受験。13年からは、青年部の地区リーダー以上を対象に池田大作先生の教学著作を研さんする「イケダ・ウィズダム・アカデミー」に取り組み、月刊の教学誌「リビング・ブディズム」も教材にしながら御書を学んでいる。

  

全米各地で行われた基礎教学試験では幅広い世代が受験した(同、シリコンバレー会館で)

  

今回の教学試験に向けても、各地のリーダーが受験者と一緒に学び合い、皆が歓喜と勇気の信心に立てるよう工夫を重ねてきた。
 
ロサンゼルスのある地域では、男子部メンバーが受験者との勉強会を開催。他宗教を信仰する家庭で生まれ育ったメンバーもいる中で、仏教の基礎知識を丁寧に伝え、互いに絆を深めながら研さんを重ねた。
 
基礎教学試験の受験者からは多くの喜びの声が寄せられた。
 
「仕事が多忙で、学ぶ気力が湧かないほど疲れ果て、一度は受験を諦めようと思いました。しかし、同志の励ましを受け、もう一度、挑戦する決意に立つことができました。教学を通して悩みにどう立ち向かうかを学ぶことができました」
 
「長年、学会活動から遠ざかっていましたが、再び信仰に励むようになりました。今回の受験を通して学会の歴史や仏法哲理に深く感動しました。感謝の心を忘れず、行学の二道に挑戦していきます!」

  

真剣に教学試験に取り組むアメリカの友(同、バッファロー会館で)