台湾SGIに行政院文化部から「文馨賞 常設賞金賞」

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台湾の「文馨賞 常設賞金賞」の授与式で、行政院文化部の史哲部長㊧から台湾SGIの代表に顕彰盾が贈られた(台北市内で)

  

台湾SGIが、台湾の行政院文化部から贈られる「文馨賞 常設賞金賞」に輝いた。
 
台湾の芸術文化の保護と発展に著しい貢献を果たす団体・企業等に贈られるもの。台湾SGIは、以前の名称「文馨賞 金賞」と合わせて6度目の受賞となった。
 
授与式は2023年11月16日、台北市内で行われた。文化部の史哲部長が、SGIをはじめとする受賞団体が、企業や民間団体との協力を通して、台湾の芸術文化の成長をリードしていることに感謝を述べた。行政院の陳建仁院長は、文化は民衆の基本的な権利であり、人々の心を豊かにする上で重要であると強調し、諸団体のさらなる尽力に期待を寄せた。
 
これまで、台湾の友は、池田大作先生のリーダーシップのもと、多角的に文化・芸術運動を展開。2003年からは、「文化のルーツを探り、台湾美術百年史を築く」と題した芸術作品を紹介する活動を全土で実施してきた。昨年10月には、高雄市に「創価美術館」(高雄文化会館に併設)が誕生。一級の美術品が数多く展示されている。
 
また、全土の教育機関で作品を紹介する「移動美術館」も推進。5300校以上で行われ、参加人数は185万人に上る。著名な芸術家が参加し、子どもと触れ合う催しもあり、芸術の魅力を直接伝える機会にもなっている。