核兵器禁止条約第2回締約国会議 SGIが宗教間声明、ユース会議に参画

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締約国会議で宗教間共同声明を発表するSGI国連事務所のイケダ氏(11月29日、米・ニューヨークの国連本部で)

  

核兵器禁止条約の第2回締約国会議がアメリカ・ニューヨークの国連本部で、きょう2023年12月1日(現地時間)まで行われている。
 
11月29日(同)には同会議の中で、SGI国連事務所のアナ・イケダ氏が、SGIなど115団体を代表し宗教間共同声明を読み上げた。声明は、核兵器のない世界は実現可能であると強調。核兵器の使用に反対するだけでなく、使用するための準備や威嚇に対しても、不道徳なものとして心から反対すると訴えている。また、会議の中で、SGIの青年代表が中核メンバーとして起草に携わった「ユース声明」も同日発表された。
 
同28日(同)には、関連行事として、ユース締約国会議が、国連本部に程近い会場で開催された。これにはSGIの青年代表が参加。企画や運営などに大きく貢献した。
 
会議には、各国から核兵器廃絶の運動に取り組む若者が集い、小グループでのディスカッション等を実施。活発に意見を交わした。ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のメリッサ・パーク事務局長があいさつした。

  

SGIの青年代表が参加したユース締約国会議(同28日、ニューヨーク市内で)