2025.04.26
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中国・周恩来総理と池田先生の会見49年
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中国の周恩来総理と池田大作先生の会見は1974年12月5日、49年前のきょう行われた。先生の日中国交正常化提言(68年9月8日)とともに、創価学会の日中友好交流の原点である。
総理は「大衆に基盤を持つ団体」として、既に60年代前半から学会に注目。66年には作家の有吉佐和子氏を介して、先生への中国招へいの意向も伝えた。両国関係が冷え切っていた68年に先生が行った国交正常化提言を「尊敬と感動に値する」と高く評価。その後の72年、先生が創立した公明党が橋渡し役となって国交正常化が実現した。
池田先生は2年後の74年5月に初訪中。総理は会見を希望したが、膀胱がんの手術のため果たせず、同年12月5日、先生の2度目の訪中最後の夜、医師の反対を押し切り、入院中の北京の305病院に先生を迎えた。
「どうしてもお会いしたいと思っていました」「池田会長は、中日両国人民の友好関係の発展はどうしても必要であるということを何度も提唱されている。そのことが、私にはとてもうれしいのです」――と。
会見で総理から託された世々代々の友好を、先生は行動で果たしていった。自ら10度訪中。身元引受人となって、創価大学に正常化後初の国費留学生を受け入れるなど、創大、民音、東京富士美術館などを舞台に、青年交流、教育・文化交流に力を尽くした。
こうした貢献を中国も高く評価したことは、周恩来総理夫妻、鄧小平氏、江沢民氏、胡錦濤氏をはじめ、歴代の指導者が会見したことに表れている。
2人が約した平和と友好の未来は青年の手に

2023年11月18日に池田先生の逝去が発表されると、習近平国家主席は同23日、岸田首相に弔電を送り、「中国国民の古い友人」であり、「長期にわたり中日友好事業に取り組み、中日国交正常化の実現に進んで奔走し、中日各分野における交流と協力の推進に重要な貢献を果たされました」と悼んだ。
王毅外交部長も弔電を送り、外交部(外務省)の20日の記者会見でも、いち早く「先生が築かれた『金の橋』が永遠に後世へ続いていくことを念願している」(毛寧報道官)とコメントしている。
折しも学会の中部青年訪中団が北京滞在中だった。また同27日からは、学生訪中団が遼寧省で交流している。
周総理と池田先生が約し合った日中の平和と友好の未来は今、次代を生きる青年の手に託された。

池田大作先生の足跡 周恩来氏
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