2024.12.06
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イタリア・ブレシア市で核兵器廃絶の新展示
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レッジェッロ市では環境展が開幕
イタリアの核兵器廃絶運動「センツァトミカ(核兵器はいらない)」の新展示「核兵器のない世界のために人類の精神変革を」の開幕式が2023年11月24日、イタリア・ロンバルディア州のブレシア市内で開催され、同市のロベルト・ロッシーニ市議会議長、カミッラ・ビアンキ環境担当評議員、カトリック教会のガエターノ・フォンターナ司教ら多数の来賓が出席した。
イタリア創価学会は2011年から同運動を推進。これまでに核廃絶を訴える展示活動は国内外の約80会場を巡回し、来場者は36万5000人を超える。
新展示は、イタリア創価学会の「センツァトミカ」委員会が企画・制作したもの。VR(仮想現実)の技術などを活用しながら、広島・長崎の被爆の実相や核兵器の脅威を伝えるとともに、核兵器のない世界を築くために“どのような行動を足元から始められるか”を問いかける内容となっている。今後、ローマ市など各都市を巡回する予定である。
開幕式では、同委員会のダニエレ・サンティ会長が、平和への意識変革を促進したいとあいさつ。ロッシーニ市議会議長が、青年をはじめ多くの人々にとって新たな一歩を踏み出す機会にと望んだ。
また、イタリア創価学会が企画・制作した環境展示「生の継承」展の開幕式は同25日、レッジェッロ市内で行われ、同市のピエロ・ジュンティ市長ら来賓が参加した。
フランチーニ壮年部アドバイザーが、池田大作先生が2012年に発表した環境提言「持続可能な地球社会への大道」を紹介し、展示の内容を説明。同市の芸術文化担当評議員のアデーレ・バルトリーニ氏は、共生社会の構築を目指すSGIの取り組みに賛辞を寄せた。
ジュンティ市長が、次代のために具体的な行動を起こしていきたいと言及。SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けたキャンペーン「私が変われば、世界が変わる」委員会のビアンキ事務局長があいさつした。
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