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能登半島地震から1カ月 北陸リーダーの談話

公開日:

全国の同志の真心に感謝 変毒為薬へ同心の歩みを

  

「令和6年能登半島地震」が発生して、1カ月がたちました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
 
いまだ停電や断水が続く地域もあり、復旧のめどは立っていません。凍える寒さの中、今も多くの被災者が厳しい現実と向き合い、格闘されています。
 
北陸創価学会では発災後、石川・富山両県に災害対策本部を設置しました。被害が甚大な能登地方への支援のため、七尾市にある北陸研修道場を基点にして、被災された方々の安否確認や救援物資の輸送に全力を注いでいます。
 
ライフラインが寸断され、日常生活を送ることも難しい中、地元に残って地域のために尽くされている方や、2次避難で愛する郷土を離れざるを得ない方、また、親元を離れて集団避難を余儀なくされた中等部員など、置かれた環境は、さまざまです。「この先、どう生きていけばよいのか」と、不安を拭えないまま過ごしているメンバーが多くいます。
 
そうした一人一人の声に耳を傾けながら、寄り添い続けることが最重要であると実感いたします。
 
全国や世界の同志からも励ましの言葉が多く寄せられており、どれほど大きな励みとなっていることか計り知れません。心から感謝いたします。
 
皆さまの祈りを力に変え、一歩一歩進んでいきます。
 
東日本大震災の直後、池田先生が東北の同志に贈ったメッセージには、「『心の財』だけは絶対に壊されません。いかなる苦難も、永遠に幸福になるための試練であります。すべてを断固と『変毒為薬』できるのが、この仏法であり、信心であります」「断じて負けるな! 勇気を持て! 希望を持て!」とあります。
 
また先生は、北陸の歌「ああ誓願の歌」の歌詞に、“同心の北陸”とつづられました。
 
私たちは、どこまでも胸中の師と共に、“北陸は一つ”との思いで希望のスクラムを広げ、福光の道を大前進していきます。
 
(坂元北陸長、高橋同女性部長、表川石川総県長、野畠同女性部長)