南アジア青年部総会 インド、タイ、マレーシア、シンガポールの代表1000人が参加

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南アジア青年部総会が2024年2月24日午後、クアラルンプール近郊のマレーシア文化会館で開催された。これには、インド、東南アジア地域のタイ、シンガポールの青年部リーダーと共に、マレーシア各地から集った青年部員など約1000人が参加。原田会長、谷川主任副会長、西方青年部長ら訪問団が出席した。

  

南アジア青年部総会の参加者が、原田会長、西方青年部長らと共に記念のカメラに(24日、マレーシア文化会館で)

  

世界広布の新たな幕を開く誓いに満ちた南アジア青年部総会(同)

  

会合では、マレーシア青年部の有志による迫力のパフォーマンスに続き、SGMの許錫輝理事長が歓迎のあいさつに立った。
 
次いで、マレーシアのネルソン・タン未来部長が、コロナ禍で失業という壁に直面したものの、信心を奮い起こして6人に折伏を実らせた模様を報告。未来部の激励に全力を尽くす中で全ての困難を乗り越え、弁護士事務所を立ち上げた勝利のドラマを語った。

  

SGMの青年部有志による息の合った組み体操に会場から大喝采が(同)

  

インドのシュルティ・ナンギア女子部長は、池田先生の平和構想の実現へ、インド創価学会としてSDGs(持続可能な開発目標)の推進に尽力する様子を紹介。先生の弟子として、人類の幸福に寄与する取り組みを、さらに進めていきたいと決意を述べた。
 
西方青年部長は、全世界の青年の先頭に立って“世界広布即世界平和”の暁鐘を打ち鳴らそうと呼びかけた。
 
谷川主任副会長のあいさつの後、原田会長は、池田先生が、最後の海外指導となった2000年末のシンガポール・マレーシア・香港訪問から帰国した直後、関西の地で“アジアをはじめ世界の平和の基盤をつくる”との第2の「七つの鐘」構想に言及した歴史を紹介。学会創立100周年の2030年、そして第2の「七つの鐘」が鳴り終わる2050年へ、師のビジョンを実現する主役こそ、南アジア青年部にほかならないと述べた。
 
その上で会長は、青年を先頭に金剛不壊の団結で進めば、広布の途上に起こる障魔を全てはねのけていけると強調。池田門下の青年は、小説『人間革命』『新・人間革命』を命に刻みながら、広布前進の一切の責任を担い立ち、異体同心の南アジアから平和の新時代をと望んだ。

  

総会には、マレーシアの各地から同志が。同国では2021年からの3年間で、8300人が入会。その6割が青年世代だった(同)