持続可能な社会を――ムンバイでインド創価学会主催の会議

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BSG主催の持続可能な社会を巡る会議。ある参加者は「希望あふれる経験談を聞き、決意を新たにしました」と(ムンバイで)

  

インド創価学会(BSG)主催の持続可能な社会を巡る会議が2024年4月24日、インド最大の経済都市ムンバイで開かれ、教育者、政府関係者、企業関係者など500人以上が参加した。
 
BSGは、社会貢献活動として、SDGs(持続可能な開発目標)の意義を周知し、17ある全ての目標達成に向けて行動を促してきた。同会議はその一環であり、ムンバイでは初めての開催となる。
 
会議は、有志のダンスで開会し、BSGの活動をまとめた映像が紹介された。続いて、BSGのグプタ議長が、周囲に感謝の念を持つことが変革の一歩になると訴えた。
 
また、環境活動家のラムヴィール・タンワル氏が、自身が取り組む池の浄化事業が多様な課題の解決につながっていることを概説。困難に屈せずに挑戦を貫く重要性を語り、草の根の活動を粘り強く進めるBSGをたたえた。続いて、個人レベルでの行動を広げる方途などを巡って、識者が意見を交わした。
 
会議の模様は、「タイムズ・オブ・インディア」や「ジー・ビジネス」などの大手メディアが報じた。
 
また同日、会議に併せて環境展示「希望と行動の種子」が開催された。

  

注目を浴びた「希望と行動の種子」展。BSGのメンバーが内容を分かりやすく説明した(同)