ケニア・ナイロビで国連市民社会会議 SGIの代表が参加

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画像 ナイロビでの会議の様子

9月の国連未来サミットに向けて議論が行われた国連市民社会会議(2024年5月10日、ナイロビで)

 

「2024国連市民社会会議」が2024年5月9日、10日の両日、ケニアの首都ナイロビで行われ、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が出席した。
 
同会議は本年9月に国連が開催する「未来サミット」に向けて、市民社会の知見を集め、広く参画を促すもの。NGOや若者、学者などの代表が参加した。
 
気候変動や感染症のパンデミック、SDGs(持続可能な開発目標)の停滞といった事態を踏まえて開かれる未来サミットでは、課題解決に向けた連帯と、新たな危機への対応強化などを目指す「未来のための協定」が採択される予定となっている。
 
市民社会会議に先立ち、同協定に提案を行うためのグループがテーマごとに立ち上がり、SGIはFBO(信仰を基盤とした団体)とジェンダー平等のグループに参画し、運営に貢献した。
 
9日にはジェンダー平等のグループによる分科会が行われ、ニューヨーク女性の地位NGO委員会共同議長を務めるSGI国連事務所のアイビー・クック氏が、主催団体を代表してあいさつした。
 
10日にはFBOグループによる分科会が行われ、クック氏が司会進行を担当。FBOが果たす役割や貢献、諸宗教に共通する普遍的な価値観について「未来のための協定」で言及するよう提案することなどが議論された。