ブラジルの世界的音楽家のアマラウ・ビエイラ氏が池田先生に献呈曲「人間革命」

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アマラウ・ビエイラ氏(左から5人目)から池田主任副会長に手書きの楽譜が手渡された。会場は、1997年に氏が池田先生と会見した思い出の場所である(民音文化センターで)

  

ブラジルの世界的音楽家であるアマラウ・ビエイラ氏が、民音創立者・池田大作先生への献呈曲「人間革命~音楽的印象と心情~」を制作。贈呈式が2024年5月21日、東京・信濃町の民音文化センターで行われ、池田主任副会長に楽譜が手渡された。献呈曲は23日から各地で行われる、民音主催の同氏のピアノリサイタルで演奏される予定である。
 
贈呈式でビエイラ氏は感慨深く語った。
 
「池田先生から授かった“音楽を通した平和の大使”との使命を果たしたいと日々を送ってきました」「献呈曲は先生の偉大な人生をたたえ、最大の感謝を示す思いでつくった、私の音楽人生の集大成です」
 
氏はサンパウロ市生まれの72歳。世界各地で演奏活動を行い、母国ブラジルでは音楽教育とクラシック音楽の普及に力を入れてきた。ブラジル古典音楽保存協会の会長等を歴任したほか、ハンガリー政府の「リスト賞」をはじめ、ピアニスト、作曲家としてブラジル国内外から数々の賞を贈られている。

  

ビエイラ氏「最大の感謝を込めて作曲」「私の音楽人生の集大成」

  

1992年以来、幾たびも池田先生と出会いを結んだ。人間主義の哲学と行動に共感した氏は、先生の詩や創作童話などに着想を得て、これまでに約20曲の献呈曲を制作。サンパウロ芸術評論家協会の「交響曲大賞」「最優秀室内楽大賞」に輝いた楽曲もある。
 
今回の献呈曲「人間革命」はピアノの楽曲で、本年、執筆開始から60周年を迎える池田先生の小説『人間革命』をテーマに作曲された。力強い和音や軽やかな旋律を通して、池田先生の世界平和への決意、そして使命を自覚して進む姿が表現されている。
 
式典には、ヤラ・ビエイラ夫人、民音の山口代表理事らが同席した。

  

公演案内

  

民音公演は今月23日から6月9日まで全国11都市で開催。