アフリカ・ベナンでの森林再生プロジェクト 原田会長が出席しITTO(国際熱帯木材機関)と調印式

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ITTOのサックル事務局長㊧と原田会長が出席して行われたプロジェクトの調印式(学会本部別館で)

  

創価学会と国際熱帯木材機関(ITTO)はこのほど、西アフリカのトーゴ共和国で実施してきた森林再生支援プロジェクトを、ベナン共和国で展開することで合意。調印式が2024年5月24日、東京・信濃町の総本部で行われた。

森林再生支援プロジェクトはSDGs(持続可能な開発目標)推進と気候変動対策の一環として、2021年1月にスタート。主に貧困地域で生活する女性たちを対象に森林の管理や回復方法の研修を行い、植林や木材製品の生産、土地所有を可能にすることを通じて女性のエンパワーメントと森林再生に寄与してきた。

今後、ベナンではウエメ県とズー県を舞台に200人以上の女性に研修を実施するとともに、森林再生と農作物の生産を行う12ヘクタールのアグロフォレストリー(併農林業)の造成に取り組んでいく。

調印式でITTOのサックル事務局長は、トーゴでのプロジェクトの成功を喜び、アフリカの女性や子どもたちの生活水準の向上にも大きな成果を挙げたと述べ、学会の協力に深い謝意を表した。原田会長は、幅広い人々の連帯を育みながら着実に取り組みを進めていきたいと語った。