アメリカ池田国際対話センターで軍縮教育巡るフォーラム

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平和や教育を専門とする識者が軍縮教育を巡って意見交換した(10日、池田国際対話センターで)

  

アメリカの池田国際対話センター(マサチューセッツ州ケンブリッジ市)が主催する軍縮教育フォーラムが2024年5月10日(現地時間)、同センターで開かれた。
 
核兵器がもたらす脅威などを学ぶ軍縮教育。池田大作先生は2006年の平和提言で、民衆レベルでの軍縮教育を推進し、「戦争の文化」から「平和の文化」への時代転換の波を起こしたいと訴えた。
 
フォーラムでは、マー所長が先生の提言を紹介。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の国際運営委員のアイラ・ヘルファンド博士、アメリカ創価大学のアレクサンダー・ハラン教授、米ハーバード大学のメイラ・レヴィンソン特別教授、エレイン・スカリー特別教授が軍縮教育の在り方を議論した。
 
核兵器使用のリスクが高まる現状を確認し、学校で軍縮教育に取り組む際の教師の役割や、核兵器廃絶への関心を周囲に広げる方途などについて意見を交わした。
 
また、参加者が分かれて、ディスカッションを行った。