学会の代表が中国・福建省の王副省長と会見 福建社会科学院、冰心文学館など表敬

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福建省の王副省長(左から2人目)は「池田先生は教育家、思想家として中国の人々に親しまれています」と(福州市内で)

  

中国を訪問中の谷川主任副会長、橋口副女性部長ら一行は2024年6月2日夜(現地時間、以下同)、福建省の省都・福州市に到着し、王金福副省長と3日午前、同市内で会見した。
 
王副省長は、池田大作先生と文豪・金庸氏の対談集を読んだ経験に触れつつ、創価大学に新中国初の国費留学生を受け入れるなど、自ら中日民間交流を切り開く先頭に立った先生は、中国人民に平和の使者として広く知られているとたたえた。
 
また、福建と日本との古来の文化的つながりが話題となり、今回の訪問を契機に、教育・学術・文化交流や青年交流を深めていくことを約し合った。
 
省人民政府外事弁公室の黎林主任、福建社会科学院の宋建暁党書記、中国共産主義青年団福建省委員会の李騰書記、福建省文学芸術界連合会の王秋梅書記らが同席した。
 
さらに一行は会見に先立つ3日午前、福州市の旧市街「三坊七巷」にある福建省海峡民間芸術館で、同省文学芸術界連合会の林秀美副主席、冰心文学館の黄文明館長らの歓迎を受けた。
 
3日午後には、福建社会科学院で宋書記、劉小新副院長らと会談。続いて冰心文学館を訪れ、黄館長、邱偉壇副館長らの案内で、「現代中国文学の母」謝冰心氏の生涯をたどる展示を見学した。

  

冰心文学館では、黄館長(右端)と福州外語外貿学院の学生らが展示を案内。謝冰心氏と池田先生が語らう写真も(福州市内で)

  

福建社会科学院の宋書記(左端)が、池田先生を名誉教授に迎えた歴史を述懐しつつ、さらなる交流を念願(福州市内で)