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韓国とイギリスで教学試験

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画像 首都ソウルの龍山文化会館で

真剣な表情で答案用紙に向かう韓国SGIの友。受験を支えてくれた方への感謝を胸に、ペンを走らせる(首都ソウルの龍山文化会館で)

 

国境も世代も超えて、御書の研さん運動が世界で広がっている。行学錬磨の節目となる教学試験が各国で開催された。
 
韓国SGI(創価学会インタナショナル)の教学部初級試験は2024年6月9日、各地で行われ、6000人以上が受験した。
 
「立正安国論」をはじめ、日蓮大聖人と法華経の関係、御本尊、地涌の菩薩などに関して問われた。受験者は、自身の無限の可能性を説く日蓮仏法を胸に刻み、今いる場所での勝利を誓った。
 
ソウルの龍山文化会館を訪れた金仁洙理事長は多忙な日々の中で御書の研さんに励んだ受験者の努力を称賛。学んだ内容は全て人生の勇気と希望の土台になると語った。
 
ある女子部員は「研さんを機に、他者を励ます大切さを学び、初めて行動に移すことができました。世界平和に寄与する人材になります!」と。壮年部員も力を込める。「先輩と勉強する中で“負けない気持ち”を学びました。弘教に挑み、師匠の指針を実践する弟子になります」

 

画像 尊き求道の友を陰でサポートしたイギリスSGIの教学スタッフ(タプロー・コート総合文化センターで)

尊き求道の友を陰でサポートしたイギリスSGIの教学スタッフ(タプロー・コート総合文化センターで)

 

イギリスSGIの教学試験は5月12日、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドなどを含め全土70会場で行われ、約450人が受験した。
 
実施されたのは日本の教学部任用試験に当たる「グレード1」と同初級試験に当たる「グレード2」。「グレード1」では「日蓮大聖人の御生涯」「立正安国論」等から、「グレード2」では「生死一大事血脈抄」「創価学会の宗教改革」等から出題された。
 
試験に向け、地区や支部単位で勉強会を開催。ディスカッションなどを通し、実践の教学を深めてきた。
 
受験した90代の壮年部員は「同志の温かな励ましのおかげで、最後まで諦めずに、楽しく仏法を学べました」と語った。