中国・遼寧省の大連大学が「池田大作研究センター」を設立決定

公開日:

教育・文化・平和哲学を探究 大連地域の“池田研究機関”の連盟も発足へ

  

遼東半島南部の最高峰・大黒山の麓に広がる大連大学のキャンパス。国際都市・大連の教育・研究開発に貢献する

  

中国・遼寧省大連市に立つ大連大学に「池田大作研究センター」が設立されることが決定した。
 
中国の重要な国際都市の一つである大連市は、世界に開かれた東北地域の、経済・産業・文化・交通等の一大拠点である。
 
遼寧省屈指の名門学府である大連大学は、約1万6000人の学生が在籍。経済や教育をはじめ医学や芸術など、11分野の学部を有する。
 
世界19カ国・地域の140を超える大学や研究機関等と交流。日本と中国の教育発展にも積極的に取り組み、人材育成や研究などの分野で、創価大学をはじめ日本の20以上の大学と友好交流を行う。
 
2008年12月には池田先生に対し、世界平和と日中友好事業への傑出した貢献と、学術分野における造詣の深さをたたえ、「名誉教授」称号を授与している。
 
授与式の謝辞の中で先生は、「学生根本」の建学精神を貫き、社会貢献の英才を育成する大連大学を称賛した。
 
池田大作研究センターは外国語学部の日本語学科に置かれ、池田先生の教育や文化思想などの探究をはじめ、反戦・平和哲学の普及を推進する。また、創価大学との学術研究や協力を進めていく。
 
今秋には、同センターの開所式を開催する予定。大連地域の池田思想の研究機関が加盟する、「池田大作研究連盟」の発足式も執り行われる。
 
本年は、池田先生の初訪中から50周年の節目。日中友好と世界平和の道を切り開いた先生の行動と思想は、中国の研究者や教育者によって、さらに幅広く研究・実践される。
 
池田大作研究センターの誕生は、両国友好の「金の橋」をより強固にし、次の50年への新たな一歩となる。