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アメリカ・池田国際対話センターでイベント

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聖エジディオ財団 バルトリ会長が講演
対話が理解と協調を促進

  

理解と協調を促す対話を――「インディゴ・トークス」で、アンドレア・バルトリ博士(上段左)が講演した(1日)

  

池田国際対話センター(アメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ市)のイベント「インディゴ・トークス」が2024年8月1日(現地時間)、オンラインで開催され、16カ国・地域から約200人が参加した。

インディゴ・トークスは、さまざまな分野の学識者が池田先生の思想に照らして、希望ある未来を築く方途を語るもの。

今回は、米シートンホール大学外交・国際関係学部の元学部長で、「平和と対話のための聖エジディオ財団」の会長を務めるアンドレア・バルトリ博士が、平和の道を開く対話の在り方について講演した。

バルトリ博士は、互いを触発する模範の対話の事例として、池田先生がイギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビー博士、ノルウェーの平和学者ヨハン・ガルトゥング博士、ノーベル平和賞受賞者であるジョセフ・ロートブラット博士と編んだ対談集を紹介。人間の善性を固く信じて対話を貫き、平和のスクラムを広げた先生の事績を高く評価した。その上で博士は、他者を理解しようとする姿勢と協調の心を醸成する対話こそが、平和構築のために不可欠であると論じた。活発な質疑応答も行われた。

最後に、池田国際対話センターのマー所長があいさつした。