「世界平和祈念 戦没者追善法要」を開催

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青年部主催 原田会長が出席
若き力で不戦の時代を

  

青年の手で不戦の時代を――原田会長と青年世代の代表が出席した「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」(東京・信濃町の広宣会館で)

  

79回目の「終戦の日」となる2024年8月15日、青年部主催の「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」が、東京・信濃町の広宣会館(学会本部別館内)で厳粛に営まれた。

これには、原田会長と共に青年世代の代表が出席。戦争の犠牲となった全ての方々の追善回向を懇ろに行い、広布即平和の前進を約し合った。

「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」は、池田大作先生の提案によって1973年(昭和48年)に始まった。後に先生は、「いかに世界が混迷を深めようとも、青年の熱がある限り、希望はある。いかに現実が厳しさを増そうとも、青年の力がある限り、未来はある」とつづった。

戦争の悲惨さを改めて胸に刻み、生命尊厳の思潮を広げゆく誓いを新たにした法要では、埼玉女性平和委員会ユース会議の栗和田瞳議長が、戦争・被爆体験を継承する証言会を開催した模様を報告。

西方青年部長は、創価三代の師弟の命を削る平和闘争に連なり、「悲惨」の二字がない不戦世界の実現へ共々に行動をと語った。

原田会長は、世界でいまだに戦火の悲劇が続いている中、世界平和への確かな一歩を踏み出す重要性を強調。今こそ、人類の宿命転換の時であると定め、目の前の一人の幸福に尽くす誠実な行動を貫こうと呼びかけた。

また同日を中心に、全国各地の墓地公園・納骨堂や会館などでは、旧盆に当たり、戦没者追善の意義も込めて「諸精霊追善勤行法要」が執り行われた。