欧州・スロバキアに支部が誕生 平和と幸のスクラムを社会へ

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待望の支部結成を迎えたスロバキアの友。師への感謝と広布前進の決意を胸に記念のカメラに納まった(ブラチスラバ市内で)

  

ヨーロッパ中部のスロバキア共和国に、待望の支部が誕生した。
 
喜びの支部結成式は2024年8月4日(現地時間)、首都ブラチスラバ市の会場と各地をオンラインで結び行われた。
 
席上、新任の人事が発表され、支部長にミロスラヴァ・フォティウさんが就任した。
 
本年は、池田大作先生のチェコスロバキア(当時)訪問60周年の節目を刻む。東西冷戦下の1964年10月、先生は共産圏の同国を訪問。わずかな滞在時間であったが、行く先々で市民と触れ合い、交流を広げた。
 
28年後の92年1月、自由化・民主化の到来とともに、妙法の種が芽吹き、旧東欧で初となる支部の一つとしてチェコスロバキア支部が誕生。先生は結成式にメッセージを贈った。「大地にしっかりと根を張り、良き市民として生き抜いてください」
 
翌年、チェコスロバキアは平和裏に「チェコ」と「スロバキア」に分離・独立して別々の国になるが、両国のSGI(創価学会インタナショナル)の友は励まし合いながら、祖国の安穏と世界平和を願い、友情と信頼を広げてきた。
 
スロバキアSGIの支部結成の集いでは、新支部のもとに二つのグループが新設されることが発表。グループ長に就任したイルディコ・セレンゴヴァさん、ヴィオラ・プーンさんが力強く抱負を述べた。
 
フォティウ支部長は、生命尊厳の哲理を胸に、団結固く、分断を乗り越えゆく平和と幸のスクラムを広げようと呼びかけた。
 
プリチャード欧州共同議長、ハラップ同共同議長が励ました。