SGI青年部の代表がニューヨークでチョウドリ元国連事務次長と懇談

公開日:

チョウドリ氏「池田SGI会長は、常に国連を支援し続けた唯一の世界的指導者」

  

SGI青年部の代表が、チョウドリ元国連事務次長(右端)と懇談(ニューヨークのSGI国連事務所で)

  

国連「未来サミット」に出席している、西方SGI(創価学会インタナショナル)青年部長をはじめとする訪米団が2024年9月20日(現地時間)、ニューヨークのSGI国連事務所で、元国連事務次長のアンワルル・チョウドリ博士と懇談した。
 
国連において「平和の文化に関する宣言及び行動計画」決議の採択を主導した同博士は、池田大作先生と長年、深い友情を結んできた。2006年の会見では、池田先生の国連提言を受け取り、事務総長をはじめ全ての国連幹部と共有した。
 
2023年11月の池田先生の逝去に際しては「池田氏の人生、その教え、そして全ての人に対する限りない共感は、人類にとって真の恩恵なのです」との弔意を寄せた。
 
懇談会で、西方SGI青年部長が改めて謝意を述べると、博士は「池田SGI会長は、『平和の文化』を強く支持してくださいました。池田会長と対談集『新しき地球社会の創造へ』を編めたことは、私にとってこの上ない栄誉でした」と振り返った。
 
さらに博士は、「池田会長は『SGIの日』記念提言で何度も『平和の文化』について強調し、私を力強く励ましてくださいました」と述懐。「人類の議会」である国連を守ることを訴え続けた池田先生の思想・哲学に、国連に関係する全ての人々に触れてほしいとの、長年にわたる願いを述べた。
 
その理由として、「池田会長は40年もの長きにわたって、常に国連を支援し続けた、ただ一人の世界的指導者でした。国連のことを決して忘れない平和の指導者でした」と強調。長年の友情を振り返り、「今でも池田会長の日々の励ましの言葉を思い起こします」と語った。
 
西方SGI青年部長は、本年3月にSGIユースとして参画した未来アクションフェスなど、SGIが「未来サミット」に向けて積極的に関わっていることを報告。博士は、青年世代の貢献をたたえつつ、「未来サミット」で採択される予定の「未来のための協定」が実行に移されるよう、青年世代がさらに連帯を強めてほしいと期待した。
 
さらに西方SGI青年部長は、SGI青年部として、池田先生の心を受け継ぎ、平和の文化を広げ、新しい時代を開いていく決意を披歴。チョウドリ博士は、青年部が率先して平和への行動を起こしていることを心からうれしく思うと語り、訪米団のメンバーを励ました。