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国連総会の第1委員会 SGIの賛同した共同声明が紹介

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軍縮と国際安全保障を扱う国連総会の第1委員会が、アメリカ・ニューヨークの国連本部で行われている。2024年10月16日(現地時間)には市民社会による意見表明の場がもたれ、SGI(創価学会インタナショナル)が賛同署名する共同声明が読み上げられた。
 
「人道的軍縮」に関する声明では、紛争下では人々の保護が最優先課題であり、武器による人的被害や環境破壊を防止する国際的な規範を確立することを呼びかけている。
 
「ジェンダー、インターセクショナリティ(交差性)、軍縮」に関する声明では、多様な人種的アイデンティティーやジェンダー、障がい者、戦争の影響を最も受ける地域等、幅広い背景を持つ人々を軍縮の議論に参画させるよう訴えている。
 
「青年と軍縮教育」に関する声明では、さまざまな兵器がもたらす被害について学ぶ軍縮・不拡散教育の強化や、軍縮に関する議論への青年の参画の強化を要請している。
 
「障がい者と軍縮」に関する声明では、障がい者は武力紛争の影響を最も不均衡な形で受ける存在の一つであり、平和と軍縮に関する議論に障がい者の視点を一層取り入れるべきと主張している。
 
「武力紛争に関連する環境保護」に関する声明では、紛争等において環境への被害を防止し最小限に抑える努力を呼びかけるとともに、そのための枠組みの構築を求めている。