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アメリカ・池田国際対話センターで第20回文明間フォーラム

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アメリカ・池田国際対話センターでのフォーラム。参加者からは「常に相手に敬意を持って接し、言葉と行動を通して平和な世界をつくりたい」などの声が上がった

  

アメリカの池田国際対話センター(創立者=池田大作先生)の第20回「文明間の対話のための池田フォーラム」が2024年11月2日(現地時間)、マサチューセッツ州ケンブリッジ市の同センターで開かれた。
 
同フォーラムは2004年に始まった。各界の学識者が、池田先生の哲学や行動を軸として、より良い地球社会への展望を語り合ってきた。
 
今回のテーマは「平和を実現できる世界を考える――池田大作氏の対話・青年のエンパワーメント・核軍縮の考えを巡って」。池田先生の平和提言を踏まえ、3人がディスカッションを行った。
 
米マサチューセッツ大学ボストン校のエベン・ワイツマン准教授は、平和のために、対話を通して立場や意見の異なる人々と相互理解を深める必要性を論じた。
 
米ラトガース大学教育大学院のローレン・リー・ケリー准教授は、青年世代のコミュニティー構築の事例を紹介しつつ、若者の社会変革の可能性を信じ、支援することが重要であると語った。
 
軍縮活動家のエマ・パイク氏は、核兵器が生物に及ぼす脅威を概説しながら、核兵器の存在を正当化する考え方から生命尊厳の思考に転換する挑戦が、平和の道を切り開く鍵になると強調した。
 
その後、「今いる場所で平和を構築する方途」などについてグループに分かれて活発に議論した。
 
マー所長があいさつした。