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厦門大学の黄順力教授が中国の新聞に寄稿 池田先生の歴史観の今日的価値

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池田先生の歴史観に関する黄順力教授の寄稿が掲載された中国の新聞「団結報」

  

中国の新聞「団結報」(2024年12月26日付)に、厦門大学の黄順力教授の寄稿「池田大作氏の平和的歴史観の今日的価値」が掲載された。同紙は、中国国民党革命委員会の機関紙である。
 
黄教授は池田先生と周恩来総理の会見(1974年12月5日)50周年を記念して、先生の平和的歴史観について四つの特徴を紹介した。第一に「仏教思想に根差した生命に対する普遍的な尊重」があり、第二に「戦争で愛する人を失った深い悲しみ」があるとし、この二つが池田先生の平和思想と行動の土台にあると指摘。68年9月8日の「日中国交正常化提言」にも反映されていると述べた。
 
第三の特徴に「中国の歴史と文化・伝統に対する正しい認識」を挙げ、最後に「世界の平和と発展に向けた確固たる信念」が脈打つと論じている。
 
戦争の悲劇を繰り返さないために正しい歴史理解の重要性を訴える池田先生の平和的歴史観は、中日友好を促進する上で大きなインスピレーションを与えてくれると強調。その歴史観は、国際的な広い視野に立ち、アジアの繁栄や世界平和に貢献し、現在の中国の平和的発展に対する正しい理解に通じていくと語った。
 
最後に、「『平和』は池田氏の歴史観の魂」であり、先生の思想と行動は「中日友好と世界平和を維持する上で永遠の価値を持つ」と述べている。