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中南米の核兵器禁止条約機構「OPANAL」のボンサニニ事務局長が米ニューヨークのSGI国連事務所へ

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OPANALのボンサニニ事務局長(右から2人目)らがSGIの代表と交流(4日、ニューヨークのSGI国連事務所で)


OPANAL(ラテンアメリカ及びカリブ核兵器禁止条約機構)のフラビオ・ロベルト・ボンサニニ事務局長と研究・教育担当官のナタリア・ジュリーナ氏が2025年3月4日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークの国連本部前にあるSGI国連事務所を訪問。同事務所の桜井所長、訪米中の相島SGI平和運動局長らが歓迎した。
 
OPANALとSGIは、核兵器廃絶を訴える展示会を共催するなど、長年にわたり協力関係を結んできた。
 
懇談では、両団体が展示会などを開催する中で、大学等への軍縮・核不拡散教育の取り組みが大きく広がっていることが話題に上がった。
 
ボンサニニ事務局長は、核なき世界を築くには外交官をはじめ若い人材の育成が必要と強調。OPANALが推進するインターンシッププログラムの例を紹介し、さらに教育に力を入れたいと語った。
 
相島SGI平和運動局長は、OPANALとの協働に改めて深謝し、核兵器使用のリスクが高まっている時だからこそ、草の根の意識啓発で核兵器廃絶への確固たる基盤を築いていきたいと述べた。