能登半島地震 輪島市、中能登町で男子部リーダーが激励

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大森さん(左端)と松本県男子部長(左から2人目)が固い握手を交わし、前へ進むことを約し合った(石川・輪島市内で)

  

能登半島地震の被災地で、男子部リーダーが、被災した同志の激励に走っている。

2024年1月14日には、片桐北陸青年部長と石川総県の按田男子部長、石川牧口県の松本男子部長が、甚大な被害を受けた石川県輪島市の大森さんのもとへ。

大森さんは発災後、祖父・祖母と共に近くの小学校に避難。その夜、観光名所「朝市通り」で燃え上がる大きな火柱を目の当たりにし、ただ立ち尽くすしかなかった。

「職場で被災した父とは数日後に再会でき、家族全員が無事で本当に良かったです」と、大森さんは胸をなで下ろす。

介護の仕事に従事する経験を生かし、避難所で高齢者に寄り添い続けている話を聞いた按田男子部長は「励まし合いながら、一緒に乗り越えましょう!」と力強く声をかけた。

  

石川・中能登町に住む男子部の田村さん㊧を、按田総県男子部長が激励

  

按田男子部長は11日にも、中能登町の男子部員を激励。

和倉温泉の旅館で働いていた時に被災した田村さんは、「地震の時に上からガラスが落ちてきて、ただ事ではないと思いました。海に近接しているので、津波の危険を感じながら懸命にお客さまを誘導しました」と語った。

按田男子部長は強い信心で共に苦難に挑みましょうと励ました。